朝乃山6場所出場停止、大関陥落 コロナ指針に違反、異例の厳罰

 日本相撲協会の臨時理事会で6場所出場停止などの処分が決まった後、高砂部屋に戻った大関朝乃山=11日夕、東京都墨田区
 大関朝乃山
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 日本相撲協会は11日、東京都内で臨時理事会を開き、協会が定めた新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反した大関朝乃山(27)=本名石橋広暉、富山県出身、高砂部屋=に6場所出場停止と6カ月の報酬減額50%の処分を科すと決めた。

 大相撲名古屋場所(7月4日初日・ドルフィンズアリーナ)はかど番のため、大関からの陥落が事実上決定。処分期間が来年5月の夏場所まで及ぶ異例の厳罰で、番付は三段目あたりまで大きく落ちる見通し。

 朝乃山は5月21日付で引退届を提出し、八角理事長(元横綱北勝海)預かりになっている。今後、迷惑を掛ける行為があった場合、協会は受理する見込み。

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