「ラグビー・リポビタンＤチャレンジカップ、日本代表３２－１７サンウルブズ」（１２日、エコパスタジアム）

　日本代表は前半ノートライとリードされ苦しみながらも、後半に４トライを挙げて、３２－１７で逆転勝ちした。２６日には全英・アイルランド代表ライオンズ（英エディンバラ）と、７月３日にはアイルランド代表（ダブリン）との対戦を控える。

　逆転を呼んだのは新戦力たちだった。３－１４で前半を折り返したまさかの展開。途中出場のＳＨ斎藤、ＷＴＢフィフィタ、フッカー堀越が代表デビュー戦を華々しく飾った。

　「ラグビーを始めた頃から代表でプレーすることを目標としていた。光栄に思いました」。桜のジャージーに初めて袖を通した思いを斎藤は明かした。後半１１分に登場。同２５分にはＣＴＢ中村に絶妙のパスを通して一時は逆転となるトライをアシストした。

　フィフィタは後半開始早々に相手を弾きとばしながら４０メートル突進。そして圧巻は堀越。後半２５分に反撃ののろしを挙げるトライ。４０分にもダメ押しトライ。

　ジョセフＨＣは「斎藤をはじめとして、後半から入って来た選手はインパクトを与えてくれた」と上々の評価を与えていた。