日本ラグビー協会は１３日、欧州遠征の日本代表メンバー３６人を発表した。１２日のサンウルブズとの強化試合から一夜明け、藤井雄一郎ナショナルチームディレクター（５２）が取材に応じた。６０１日ぶりの実戦で苦戦しながらの逆転勝利に藤井氏はブランクの影響を挙げ、「きれいにラグビーをしようとし過ぎた。もう一度、泥くさいことをやらないといけない」と総括。２６日の全英・アイルランド代表ライオンズ戦へ修正して臨む。

　現地で海外組も合流の予定だが、藤井氏はナンバー８姫野和樹（２６）＝ハイランダーズ＝について所属チームの事情から２６日は欠場の可能性を明かした。松島幸太朗（２８）＝クレルモン＝については「間に合う可能性はある」と出場に前向きな見解を示した。