五輪断念の渡嘉敷来夢「次の目標はリーグ復帰」新シーズンもENEOSでプレー
女子バスケット日本代表の193センチのエースで、昨年12月の右膝前十字靱帯断裂の重症のため、東京五輪出場が叶わなかった渡嘉敷来夢(29)が14日、自身のSNSを更新。新たなシーズンも引き続きENEOSでプレーすることを発表した。
渡嘉敷は「今シーズンも引き続きENEOS Sunflowersでプレーすることになりました。」と左手にバスケットボールを持ち、笑顔の写真を掲載してファンに報告した。
「オリンピック出場を目標にリハビリに取り組んでいた為、オリンピックへの挑戦が終わった時にお膝くんと相談してその先のことは決めよう。と思っていました。その為、所属チームの決定や報告が遅くなってしまいました。」とこの時期の発表となった経緯を説明した。
日本バスケットボール協会は1日に東京五輪に向けた女子日本代表候補の第5次合宿メンバーを発表。渡嘉敷は外れた。原則として同メンバーから五輪代表が選出されるため、五輪の夢は途絶えた。渡嘉敷は同日のSNSで「オリンピックへの挑戦は終わりました」と表明していた。
この日のSNSでは「オリンピックへの挑戦が終わり、次の目標はリーグ復帰。」と前向きに記し、「チームの目標である2冠に貢献、チームを優勝に導けるように。まずは復帰を目指し自分らしく日々全力でベストを尽くしたいと思います。今シーズンもENEOS Sunflowersへのご声援よろしくお願いいたします。」とつづっている。