全柔連、新理事候補に山下会長ら 3期目の再任有力

 全日本柔道連盟(全柔連)は14日、オンラインで理事会を開いて次期役員候補35人を承認し、理事には山下泰裕会長(64)らが名を連ねた。29日の評議員会で新役員が正式に選定され、新理事による互選で会長や専務理事などの役職を決める。関係者によると、山下会長の対抗馬は浮上しておらず、3期目の会長再任が有力な情勢。

 理事候補32人のうち、女性は現在の4人から8人に倍増で25%。国が策定した競技団体の運営指針「ガバナンスコード」の目標40%には届かないが、中里壮也専務理事は「着実に前進する計画は作っている。必ず達成できる」と語った。外部理事は9人の28・1%。

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