コーツ調整委員長が来日 「宣言下でも開催」で波紋も 東京五輪の準備最終段階へ
国際オリンピック委員会(IOC)で、東京大会の準備状況を監督するジョン・コーツ調整委員長(71)が15日、羽田空港着の航空機で豪州から来日した。今後は他の五輪関係者と同じく都内のホテルで3日間の隔離、11日間の行動規制を課せられるが、大会開催に向けての準備はいよいよ最終段階に入る。
コーツ氏をのせた航空機は5時過ぎに羽田空港に到着。抗原検査を経て、7時過ぎにはロビーに姿を見せた。
コーツ氏は先月21日の調整会議で緊急事態宣言下での五輪開催について「答えはイエスだ。我々が示している対策を実行すれば、安全安心な開催はできる。これは緊急事態宣言下であってもなくてもだ」と発言し、国内世論の反発を招いた人物で、その言動が注目される。
バッハ会長については7月の大会前の来日で調整されている。