10月の東京マラソン 海外一般ランナー受け入れ断念 ランナー、ボランティアらにPCR検査
東京マラソン財団は17日、都内で理事会を開催し、3月から10月に延期された2021年大会について、海外一般ランナーの受け入れを断念することを決めた。
「日本への渡航が厳しく制限されている現状、大会参加目的での入国は見通しが立たないため、海外在住一般ランナーの受け入れを断念することを決定しました」と発表した。出場予定だった海外在住一般ランナーは2023年大会への権利移行を行うという。
また、ランナー、ボランティア、審判員に事前のPCR検査を実施することも決定。ランナーは参加料に加えて、検査費用相当6800円(税込み)を負担する。
今年の大会については新型コロナウイルス感染症対策の観点から、ランナー定員は3万8000人から2万5000人に削減し、規模縮小で実施される。