馬淵優佳さん SNSでの五輪開催問いかけ「私にも来る。選手にはしんどい」
水泳飛び込み元日本代表で競泳男子東京五輪代表の瀬戸大也夫人の馬淵優佳さん(26)が20日、TBS「アッコにおまかせ!」に出演。SNSで五輪開催の是非を問うメッセージが自身にもよせられていることを明かした。
番組では、五輪開催時の観客の有無などの議論について扱った。
馬淵さんは「選手達は不安定な状況で練習に打ち込んでいる。観客を入れてやることを選手も望んでいるけど、この状況では相当なリスクを伴うと思うので、一番は安心・安全な大会にしてもらうのが選手の思い」とアスリートの思いを代弁。
自宅で瀬戸選手とも五輪について話をすると明かし「家で『どうなるんだろうね』って話す。選手たちもやるよねって分からないし。やるの?やらないの?ってなっている」と不安な思いを語った。
それを聞いたMCの和田アキ子(71)が、SNSで選手に「こんなときに出るのか?」という中傷する声が上がっていることを指摘し「選手には何の関係もないこと」とコメントした。
馬淵さんは「私にも来たりしてて。メッセージとかで『どう思われますか?』とかそういう声が来るんですよね」と告白。「でも私が発言しても何も変わらないことなので、あまり気にはしてないんですけど、選手に対してデリケートなことを言うというのは、選手にとってもしんどい部分があると思います」と話した。
SNSでアスリートに五輪反対の意見表明を求める問題については、今年5月、競泳女子五輪代表の池江璃佳子選手がツイッターで吐露。「私に反対の声を求めても、私は何も変えることができません」とコメントした。