戸辺直人、優勝も五輪参加標準記録突破できず「狙っていたので悔しい」男子走り高跳び
「陸上・日本選手権」(24日、ヤンマースタジアム長居)
東京五輪代表選考会を兼ねて男子走り高跳び決勝が行われ、2メートル35の日本記録を持つ戸辺直人(29)=JAL=が2メートル30で2年ぶりに制した。五輪参加標準記録(2メートル33)は突破できず、今大会での代表内定は逃したが「2メートル33を狙っていたので悔しいけど、(世界ランキングの)ポイント的に出場圏内に入ると思うので、まずは優勝できてホッとしている」と安堵(あんど)の表情を見せた。
戸辺は2メートル30をバーが揺れながらも3回目でクリア。「集中して最大限自分の力を出せた」と優勝を決定づけた。
今大会では代表内定を逃したが、世界ランキング32位以上に五輪の出場権が与えられ、戸辺は現在19位。「まずは優勝してほぼ五輪出場も決められたかな。これから本番に向けて状態を上げていけるように最後の詰めの練習をしっかり積みたい」と拳を握った。
16年リオデジャネイロ五輪代表で世界ランキング26位の衛藤昂(30)=味の素=は2メートル24で3位だった。
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