2連覇狙う児玉芽生が全体1位で決勝へ「優勝目指したい」「自己ベスト更新したい」
「陸上・日本選手権」(24日、ヤンマースタジアム長居)
女子100メートル準決勝が行われ、前回優勝の児玉芽生(めい・福岡大)が1組を11秒46(追い風0・3メートル)の全体1位で25日の決勝に進出した。
序盤から前に出ると、そのままゴールした。予選も11秒46(追い風0・7メートル)で走っており、「2本11秒4台で走れたのがまず良かった」とうなずいた。
日本は、5月の世界リレーで女子400メートルリレーの五輪出場権を獲得している。出場メンバーは青山華依(甲南大)、児玉、斎藤愛美(大阪成蹊大)、鶴田玲美(南九州ファミリーマート)。児玉が今大で結果を残せばリレーメンバー入りの可能性も高まるだけに、今大会は「予選から緊張感があった」という。
2連覇の懸かる決勝へ、「優勝を目指したい。(11秒35の)自己ベストを更新したい」と活躍を誓った。