会見拒否の大坂なおみ 五輪では「ミックスゾーン通過義務」ノーコメントは問題なし
日本テニス協会は25日、東京五輪についての説明会をオンラインで行った。全仏オープンで精神的負担を理由に記者会見を拒否し、「うつ」を告白した五輪代表の大坂なおみ(23)=日清食品=について、土橋登志久強化本部長は「(五輪で)ミックスゾーンを通る義務は守らなければならないが、そこでコメントを発することはルールには記載されていない」と説明した。
五輪の取材対応について、「ルールに従って行動してほしい」としたが、「コメントをしないことは問題ではない」との見解を示した。ただ、ミックスゾーンを通過しなかった場合は、罰金2万ドル(約220万円)が科されるという。
大坂の状態については「知ることができない」としつつ、「健康が一番」と話した。