山口浩勢2位、青木涼真は3位で五輪決めた ともに自己ベストで標準記録を突破
「陸上・日本選手権」(26日、ヤンマースタジアム長居)
東京五輪代表選考会を兼ねて行われ、男子3000メートル障害は日本記録保持者の三浦龍司(19)=順大=が自身の記録を更新する8分15秒99の日本新記録で初優勝。2位の山口浩勢(29)=愛三工業、3位の青木涼真(24)=ホンダ=とともに3人が代表に内定した。
2位の山口、3位の青木も自己ベストで参加標準記録を突破し、五輪切符を手にした。山口はタイムより優勝を目指したそうで「思い描くレースができた。五輪に出られるなんてまだ信じられない」と喜んだ。青木は結果を確認して「夢が一つかなった。熱いものがこみ上げてきた」という。五輪では2人とも決勝進出を目標に掲げ、山口は「少しでも上を目指して頑張りたい」と意気込んだ。