阿部一二三「一番いいコンディションを五輪に」詩とのきょうだいV「絶対できる」
柔道男子66キロ級で東京五輪代表の阿部一二三(23)=パーク24=が26日、オンラインで取材に応じ「五輪まで1カ月を切り、やるべきことをやって自分の力を全て出したい」と意気込んだ。
担ぎ技や足技で豪快に投げる柔道を披露するためにも、残り1カ月のコンディショニングが最大のテーマ。コロナ禍以降は2020年12月の代表決定戦、21年4月のトルコでの国際大会を経験しており「今までで一番いいコンディションを五輪に持っていく」と、過去の経験も総動員してベストな状態に仕上げることを誓った。
試合の7月25日は、女子52キロ級の妹・詩(日体大)との同日優勝にも期待が懸かる。「2人の力を出し切ることができれば絶対に優勝できる。僕も詩も今持っている力を100%発揮するだけ」と言葉に力を込めた。