サニブラウンは200メートル代表入り確実 桐生は100メートル繰り上がりも

 「陸上・日本選手権」(27日、ヤンマースタジアム長居)

 左太もも違和感の影響で200メートルを欠場したサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)だったが、同種目の代表入りは確実となった。3位以内なら世界ランクでの代表入りが有力だった飯塚と山下が表彰台を逃し、参加標準を突破しているサニブラウンが選考基準の上位に。麻場強化委員長も「優先順位は高い」とし、故障の状態については「ここを避ければ間に合うと判断したのだろう」とした。

 また200メートルで代表に内定し、100メートルも有力な小池の選択次第では、100メートル5位の桐生祥秀(日本生命)が繰り上がりで代表入りする可能性が出てきた。日本陸連は原則2種目出場を認めておらず、麻場委員長は「すべて含めて当事者、コーチと打ち合わせする」と話した。

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