五輪に不安?男子バレー中垣内祐一監督「本調子をまだ迎えられていない」

 男子バレーボール日本代表が28日、オンラインで取材に応じた。東京五輪本番まで1カ月をきったが、中垣内祐一監督(53)は「最終第4コーナーを曲がって直線に入ってはいるけど、選手の本調子をまだ迎えられていない」と不安を口にした。

 約1カ月間開催されたネーションズリーグ(イタリア・リミニ)最終戦を23日に終え、その後帰国。同大会は東京五輪の予選ラウンド2戦目で戦う格下のカナダ相手に黒星を喫すなど、7勝8敗の16チーム中11位だった。

 東京五輪に向かうに当たって、大会前に右足首をねんざした主力の西田有志(ジェイテクト)の完全復活はもちろん、過密日程の中、試合をこなした他の選手らも「肉体的にもストレスが大きかったから、他の選手のコンディションを上げてチームとして作っていくかが鍵になる」と話す。

 男子代表の初戦は7月24日のベネズエラ戦(有明アリーナ)。中垣内監督は「最低限の目標として予選ラウンドを突破していく。あとは1つでも多く勝ってより有利な組み合わせで駒を進めていきたい」とし、「ベネズエラは格下のチームだからマストで勝たないといけない。決して油断できないチームばかりなので、まずはそこ(予選ラウンド)をクリアすることに全力を注ぎたい」と力を込めた。

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