日本バレーボール協会は３０日、オンライン会見を行い、東京五輪女子代表の１２人を発表した。

　初出場となる石川真佑（２１）＝東レ＝は、男子主将で兄の石川祐希（２５）＝ミラノ＝との“きょうだい五輪”が実現。主将は荒木絵里香（３６）＝トヨタ車体＝で４大会連続の五輪出場となった。黒後愛（２３）＝東レ、古賀紗理那（２５）＝ＮＥＣ＝、最年少２０歳の籾井あき（ＪＴ）も代表入りした。

　石川真は日本協会を通じて「メンバーに選んでいただいてとてもうれしく思います」と喜びのコメントを発表。「試合では与えられた役割を責任をもってプレーしていきたい」と誓った。兄・祐希との“きょうだい五輪”については「私は私で頑張ろうと思っています。（兄とは）特に話していません」とクールな回答だった。

　登録メンバーは以下の通り。

　〈セッター〉

田代佳奈美（デンソー）

籾井あき（ＪＴ）

　〈アウトサイドヒッター〉

黒後愛（東レ）

古賀紗理那（ＮＥＣ）

石井優希（久光）

石川真佑（東レ）

林琴奈（ＪＴ）

　〈ミドルブロッカー〉

島村春世（ＮＥＣ）

荒木絵里香（トヨタ車体）

奥村麻依（デンソー）

山田二千華（ＮＥＣ）

　〈リベロ〉

小幡真子（ＪＴ）