新星デーデー・ブルーノがリレー要員で代表入り!リレー金の“秘密兵器”に
日本陸上連盟は2日、東京五輪代表の追加内定選手を発表した。世界陸連が1日に発表した世界ランキングをもとに選考を行った。
6月の日本選手権で100、200Mとも2位に入った新星デーデー・ブルーノ(21)=東海大=もリレーメンバー入りを果たした。同じくリレー要員として選出され、不動の3走を務めてきた桐生祥秀が右アキレス腱痛、200M代表入りを果たした前100M日本記録保持者のサニブラウン・ハキームが左太もも違和感を抱えるなど、本番の状況が見通せない中で、現在もっとも勢いのある21歳に懸かる期待は大きい。
ナイジェリア人の父と日本人の母を持ち、長野・創造学園高2年でサッカーから陸上に転向した新鋭。陸上転向からわずか6年の“伸びしろ”しかない男が、金メダルを目標に掲げるリレー侍の秘密兵器となる。