レスリング・高橋侑希「今すぐにでも試合したい」東京五輪へ高揚感いっぱい

 レスリングの男子フリースタイル57キロ級の17年世界選手権王者で、東京五輪代表に内定している高橋侑希(27)=山梨学院大職=が6日、オンラインで取材に応じた。夢だった五輪出場を決め、「高ぶりはものすごくある。今すぐにでも試合したい。この気持ちを抑え気味でキープしつつ、本番で爆発できるようにうまく調整していきたい」と高揚感を口にした。

 高橋は14年、15年と世界選手権に出場していたが、16年リオデジャネイロ五輪は出場を逃し、どん底を経験した苦労人。先月12日に行われた代表決定プレーオフでは「切羽詰まった部分で、僕の方が悔しさが上回ったかな」とリオ五輪銀メダルの樋口黎(ミキハウス)を破って、五輪代表に内定した。

 「今、東京五輪のスタートラインに立ったけど、今でもリオに出たかったなという部分がすごくある」と本音も吐露。やっとの思いでつかんだ夢切符に「目標は金メダル獲得。2大会分のエネルギーを1大会にぶつけたい」と言葉に熱がこもる。悔しさを糧に、大舞台で暴れまくることを誓った。

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