大坂なおみが心境語る「オリンピックは出場します」うつ告白は「勇気のいることでした」
女子テニスの大坂なおみが6日、所属事務所を通じてコメントを発表した。東京五輪出場への意欲と、現在の心境を語った。
大坂は6月の全仏オープンを途中棄権し、うつ病であることを告白。「自身のメンタルヘルスの状態を告白するのは、とても勇気のいることでした」と振り返った。また、「日本代表としてオリンピックに出場できることに誇りを持っております」と前向きに語った。
大坂のコメントは次の通り。
「皆さん、こんにちは。
皆さんのあたたかいサポートに感謝しています。
最近は、少しずつですが、気持ちを整理しています。私にとって、自身のメンタルヘルスの状態を告白するのは、とても勇気のいることでした。この問題には、これからも向き合い続けていかなければならないと思っています。
ウィンブルドンは欠場させていただきました。東京オリンピックは出場します。なぜなら、日本は私が生まれた大事な母国だからです。
日本での思い出はたくさんあり、私の生き方や考え方に影響しています。今回、日本代表としてオリンピックに出場できることに誇りを持っております。
このような状況で東京オリンピックの開催に携わっている日本をはじめ、世界中の医療関係者の方々に心から敬意を表します。
オリンピックは、全力を尽くします。母国日本の皆様と、この星の全ての皆様に、感謝と愛を込めて。
大坂なおみ」