山県主将「自覚と責任を持って大会へ挑む」日本選手団結団式で決意表明
東京五輪に出場する日本選手団の結団式が6日、史上初めてオンラインで行われた。選手団主将を務める、陸上男子100メートル日本記録保持者の山県亮太(29)=セイコー=は「スポーツの力を信じ、チームジャパンの一員として、全力で戦い抜くことを誓います」と決意表明した。
山県は副主将の卓球女子・石川佳純(28)=全農、旗手のレスリング女子・須崎優衣(22)=早大=とともに都内の式典会場で出席。今大会の日本代表選手は史上最多となる582人。
選手団を代表しての決意表明は以下。
「私たちは自国開催である東京オリンピックの日本代表選手に選ばれたことに誇りを持ち、自覚と責任を持って大会に挑みます。コロナ禍で開催自体の意義が問われる中、常に、自分たちに何ができるのか、スポーツの意義について考えてきました。今、自分たちにできることは、真摯に競技に向き合い、ベストを尽くすことだと思います。スポーツの力を信じ、チームジャパンの一員として、全力で戦い抜くことを誓います。
日本代表選手団主将、山県亮太」