青山&柴原組 女子ダブルス日本初4強入り ペア結成2年で快挙、柴原「限界はない」

 「テニス・ウィンブルドン選手権」(7日、ロンドン)

 女子ダブルス準々決勝で青山修子(33)=近藤乳業、柴原瑛菜(23)=橋本総業=組がマリエ・ブズコバ、ルーシー・ハラデツカ組(チェコ)を7-6、7-5で下し、日本女子同士のペアで1970年大会8強の沢松順子、和子姉妹を上回る初の4強入りを果たした。青山は外国人選手と組んだ2013年大会以来のベスト4で、柴原とのコンビでは四大大会初の準決勝進出を決めた。

 日本女子のペアとして51年ぶりに8強入りした青山、柴原組が初めて準決勝への扉を開けた。「自分たちのできるプレーをやる」という33歳の青山と「限界はない」と自信を深める23歳の柴原が、伝統ある舞台で新たな歴史を刻んだ。

 追い込まれてからの勝負強さが光った。第1セットは4-5の第10ゲームでセットポイントを握られたが、突然の雨でリズムを乱した相手と対照的に粘りで耐えた。一進一退の攻防が続いた第2セットも、第12ゲームで6度目のマッチポイントを制して振り切った。

 ペア結成2年で今季は既にツアー4勝。東京五輪代表の座もつかみ取った2人の勢いは止まらない。

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