大坂、メンタルヘルス理解へ期待 米タイム誌に手記
テニスの女子シングルスで東京五輪代表の大坂なおみ(日清食品)が米タイム誌(電子版)に寄せた手記が8日に公開され、自身が「うつ」に悩まされてきたと打ち明けたことに関連し「つらいときにはつらいと話してもいいんだと人々が理解してくれたらいいな」とメンタルヘルスに対する理解が進むことへの期待を示した。
大坂は精神的負担を理由に四大大会第2戦の全仏オープンで記者会見に応じず、2回戦を棄権。第3戦のウィンブルドン選手権も欠場した。報道陣と良好な関係にも触れるなど慎重に言葉を選びながら「記者会見の形式自体は時代遅れで修正の必要が大いにある」と持論を述べた。