IOCバッハ会長が来日「アスリートの気分だ」 空港では姿みせず“VIP”待遇
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が8日、開幕を15日後に控える東京五輪に向けて羽田空港着の航空機で来日した。同日夜に行われた5者協議には都内のホテルからリモートで参加。「最終的に私は日本にきましたよ。この日を1年以上待ち望んでいた。今はコールルームから呼び出しをかけられたアスリートの気分だ」と、上機嫌で話し、小池都知事や丸川五輪相、橋本会長から「ようこそ」と声を掛けられると、笑顔で応じた。
到着した空港では、ロビーには姿をみせず、要人用の動線で都内の5つ星ホテルに向かった。各国選手団や6月15日に来日したコーツ調整委員長らは一般客と同様、到着ロビーを通ったが、IOCのトップはさすがの“VIP待遇”となった。