橋本会長 バッハ会長の広島訪問は予定通り実施「国内外に平和を訴えていただく」

 東京五輪・パラリンピック組織員会の橋本聖子会長(56)は9日、都内で定例会見を行った。東京都に4度目の緊急事態宣言が発出されることを受け、前日の5者協議で1都3県の会場を無観客とすることを決定した。

 感染拡大が続く中で、前日8日に来日したバッハ会長は16日に広島を、コーツ調整委員長が長崎を訪問する予定となっており、一般市民に自粛が要請される中、バッハ会長は3日間の隔離を終えたとはいえ、11日間の行動規制を課せられている状態で、東京からの移動することなどに批判が集まっている。橋本会長は「五輪の根本原則は平和。被爆国である日本が、広島と長崎から平和のメッセージを発信してほしいという依頼を地元からいただいている」と強調した。

 16日は国連の五輪休戦決議がスタートする日ということもあり「完全な完全対策を講じた上で各自治体にいっていただき、国内外に平和を訴えていただきたい。万全な感染対策を準備している」と、予定通りの実施する意向を示した。

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