東京五輪 宣言余波続々と エスコートキッズ、サーフィンフェスなど中止発表

 東京五輪・パラリンピック組織員会の橋本聖子会長(56)は9日、都内で定例会見を行った。東京都に4度目の緊急事態宣言が発出されることを受け、前日の5者協議で1都3県の会場を無観客とすることを決定。その他にも運営計画は大幅な見直しを迫られることになった。

 橋本会長はこの日、大会に付随するイベント、事業の中止を次々と発表。サーフィン会場でチケット保有する観客が音楽ライブなどを楽しむ「サーフィンフェスティバル」の取り止め、ライブサイト・パブリックビューイングの中止、規模縮小の要請、子供たちが選手とともに入場する「みんなのエスコートキッズプロジェクト」の中止を発表した。

 橋本会長は「楽しみにしてくれていた方達には残念なお知らせになり、申し訳ない」と話した。

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