重量挙げ・三宅 充実「この5年で一番」 5大会連続の大舞台、3大会連続メダルへ
東京五輪重量挙げ女子49キロ級代表の三宅宏実(35)=いちご=が10日、オンラインで取材に応じた。「体調に関してはこの5年の中では今が一番体的にも練習できている。今できることを見せたい」と力を込めた。
柔道の谷亮子に続き2人目となる5大会連続の夢舞台。ロンドン銀、リオデジャネイロ銅に続く3大会連続メダルの期待もかかる一方で、この5年はけがとの戦いだった。
前回1964年東京大会では伯父の義信氏が金メダルを獲得。「何か縁がある」と話すTOKYOの舞台。無観客開催には「率直に寂しい。五輪はいつも満員で迫力があったので」と話したが、今の自身の最高のパフォーマンスを見せるつもりだ。「試合は最後まで何があるか分からない」。奇跡を信じ、バーベルを握る。