白鵬が奇策で14連勝!場内騒然 立ち合い土俵後方で仕切り 照ノ富士と全勝対決へ

 白鵬(左)は正代に張り手をする(撮影・山口登)
 白鵬は土俵際まで下がって仕切る(撮影・山口登)
 白鵬(右)は浴びせ倒しで正代を下す(撮影・山口登)
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 「大相撲名古屋場所・14日目」(17日、ドルフィンズアリーナ)

 横綱白鵬(宮城野)が大関照ノ富士(伊勢ケ浜)に譲らず、14連勝を飾った。

 白鵬は大関正代(時津風)と対戦。場内が騒然となったのは立ち合い。白鵬は仕切り線から大きく下がり、土俵後方からゆっくりと立ち上がってスルスルと前へ。様子を見る正代を左から張ると、徐々に主導権を握り、冷静に浴びせ倒して白星を飾った。

 照ノ富士(伊勢ケ浜)は関脇高安(田子ノ浦)に白星。相手の動きを見ながら左上手をつかむと一気に寄り切った。無傷の14連勝を飾り、来場所の横綱昇進は確実となった。

 千秋楽では白鵬、照ノ富士の全勝対決で優勝の行方が決まる。

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