大相撲、十両の貴源治関を解雇 名古屋場所中に大麻使用

 日本相撲協会は30日、東京都内で臨時理事会を開き、大麻の使用が判明した大相撲の十両貴源治関(24)=本名上山賢、栃木県出身、常盤山部屋=に賞罰規定で最も重い解雇処分を科した。

 貴源治関の大麻使用に関する情報があり、相撲協会は18日の名古屋場所千秋楽の取組後、本人と師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)から聴取した。貴源治関は当初、痛み止めなどに大麻成分が入っていたと主張して使用を否定。だが19日の尿検査で陽性だった結果を受け、名古屋場所中に大麻たばこを吸ったと認めた。

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