榊原魁、24年パラに意欲 BMXで昨年に大けが

 自転車BMXレースの元オーストラリア代表で昨年2月の転倒事故で頭部外傷を負い、現在はリハビリに励む榊原魁が12日、幼少期を過ごした東京都府中市の市役所でトークショーを行い、3年後のパリ・パラリンピックに向け「競技者としてフランスに行けるかもしれない。リハビリやトレーニングを頑張りたい」と意欲を示した。パラ出場に向け取り組む競技は今後検討するという。

 日本人の母を持つ榊原は事故後に手術し、一時は医学的な昏睡状態に置かれた。現在は腕や脚にまひが残るものの、歩けるまで回復。東京パラリンピックの聖火ランナーとして23日の点火セレモニーに出席予定。

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