カエル好き入江聖奈 北斎の絵を解説「これはトノサマガエル」墨田区役所表敬訪問

 東京五輪ボクシング日本代表の女子フェザー級金メダリスト入江聖奈(21)=日体大=、女子フライ級銅メダリスト並木月海(自衛隊)、男子フライ級銅メダリスト田中亮明(27)=岐阜・中京高教=が17日、日本ボクシング連盟の内田貞信会長らとともに東京・墨田区役所を表敬訪問した。

 墨田区は、同連盟と連係協力関係にあり、東京五輪のボクシング会場となった両国国技館、練習場となった墨田区総合体育館があることなどから設けられた場。カエル好きで知られる入江は、花束のほか、地元の工芸品である国宝の鳥獣人物戯画のカエルをかたどったマグネットを贈られた。さらには、現在の墨田区にあたる地で生まれた浮世絵師の葛飾北斎が描いた「北斎漫画」のカエルのパネルも贈呈されると、「これはトノサマガエルだと思います。この筋肉の感じとか、さすが北斎です」と解説するともに、北斎の表現力に感心していた。

 五輪後の初戦は11月に開幕する全日本選手権。「そこでしっかりと優勝して、来年のアジア大会で金メダルを目指して頑張ります」と意気込んだ。

 今後について、並木は「世界一を目指して頑張りたいと思っているので、全日本選手権で勝って、世界大会で活躍できるような選手になっていきたい」と意欲。田中は「これから考えます」と話したが、その後に「テレビに出てから考えたい。テレビに出ないと始まらないので」とアピール。「面白い系のヤツ」とバラエティー番組などの出演を熱望した。

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