12月の柔道GS東京、開催断念 コロナ禍で参加者見込めず
12月3~5日に予定されていた柔道の国際大会、グランドスラム(GS)東京大会(国立代々木競技場)が開催されないことが17日、複数の関係者への取材で分かった。東京五輪終了から間もない時期で新型コロナウイルス禍の影響もあり、多くの参加が見込めないため断念したという。昨年は新型コロナの影響で中止となっており、2年連続で実施されないことになった。
GSは国際柔道連盟(IJF)のワールドツアーで上位の格付けの大会。日本では例年、11月末から12月初旬に東京か大阪で行われている。五輪史上最多9個の金メダルを獲得した日本勢の出場の行方が注目されていた。