競泳 入江陵介が現役続行を表明 引退よぎるも「心の中に足りない物がありました」
競泳男子背泳ぎで、東京五輪競泳チーム主将の入江陵介(31)=イトマン東進=が18日、自身のツイッター(@ryosuke_irie)を更新し、現役続行を表明した。来年5月に福岡市で開催される世界選手権出場を目指すという。
入江は「東京五輪が終わった後は引退することも考えました」としながらも「何かまだ心の中にまだ足りない物がありました」「それは自分にとって水泳だったのかも知れません」などと記した。
また「次の世代にどういったものを残していけるのか、何を伝えていけるかを考えながら、必要とされるのであれば若い選手達と合同でトレーニングをしたり日本の競泳界が発展する為の存在になりたいです」ともコメント。「来年代表には入れる保証はどの選手ににもありません。日本代表になるという強い気持ちをもちろん持ちながら自分のタイムを上回る若い選手が出てきてくれる事を楽しみにしたいです」とした。
入江は18歳で08年北京五輪に初出場。12年ロンドン五輪は100メートルで銅メダル、200メートルで銀メダルを獲得した。16年リオデジャネイロ五輪にも出場し、東京五輪が4度目の五輪だった。