東北学院の主将「歴史つくれた」 出場辞退も甲子園1勝に
新型コロナ感染の影響で全国高校野球選手権大会への出場を辞退した東北学院(宮城)の古沢環主将が18日、代表取材に応じ「本音は次の試合もしたかったというのはあると思うが、甲子園1勝という歴史をつくれた。負けて終わったわけではなく、自分たちらしい戦いができた」と受け止めた。
17日に出場辞退が決まり、渡辺徹監督からは感染者を守ろうと声掛けがあったという。「感染者、濃厚接触者になってしまった選手にはもちろん悔しい思いがあるし、絶対に気にすると思うけど、みんなでカバーして受け入れていけたら」と話した。悔しい幕切れとなったが「今後の人生に生きると思う」と前を向いた。