東京パラリンピック開幕 コロナ危機、原則無観客
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第16回夏季パラリンピック東京大会は24日、東京・国立競技場で開会式が行われ、開幕した。新型コロナウイルスの影響で1年延期されてなお危機的な感染状況が続き、東京、千葉、埼玉、静岡の全会場で原則無観客開催になる。161の国・地域と難民選手団を合わせ、史上最多4403人の選手が参加する大会は、障害の有無など多様性を認め合う「共生」を目指し、社会を変える契機にできるかどうかが問われる。
日本で障害者スポーツの扉を開いた1964年の第2回大会以来、57年ぶりの東京開催。同じ都市で2度目の夏季大会が開かれるのは初めて。22競技539種目が9月5日まで行われる。