照ノ富士が横綱土俵入り初披露 不知火型 コロナ禍で無観客、YouTubeで生配信

 大相撲の第73代横綱照ノ富士(29)=伊勢ケ浜=が24日、東京・明治神宮で横綱推挙式に臨み、不知火型の奉納土俵入りをお披露目した。7月21日の昇進伝達式から1カ月超。新型コロナウイルスの影響で順延されてきたが、ようやく新横綱の第一歩を踏み出した。

 同部屋の幕内照強を露払い、宝富士を太刀持ちに従え、師匠・伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)の三つぞろい化粧まわしを着用。古傷を抱える両膝にサポーターを巻き、1分42秒、待望の晴れ姿をファンに届けた。「ちゃんとできたかな」と自らに及第点を与えた。

 感染防止のため一般客の拝観不可。日本相撲協会公式YouTubeで土俵入りが生配信された。チャットでは「よいしょー」の“かけ声”などで盛り上がっていた。

 新横綱として迎える秋場所。「責任感を持って頑張っていかないと」と気合も入った。

 まな弟子の晴れ姿を見守った師匠は「体が大きいし横綱土俵入りが似合いますね。67点くらい」と厳しめ!?の採点だった。

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