旗手・谷真海は13年招致活動でスピーチ披露 39歳で夢舞台「全てが奇跡」
「東京パラリンピック・開会式」(24日、国立競技場)
東京五輪から2週間の時を経て、東京パラリンピックが開幕した。開会式は無観客の国立競技場で行われた。大会には161の国・地域と難民選手団を合わせ、史上最多4403人の選手が参加。日本選手団は史上最多の254人となる。
陸上競技で過去3大会に出場し、トライアスロンでは初出場の谷真海が、卓球の岩渕幸洋とともに旗手を務め、選手団の先頭を笑顔で歩いた。2013年の大会招致活動に携わった谷は競技転向、1年延期も乗り越えて、39歳で夢舞台に臨む。「大会の開催も自分自身の出場も全てが奇跡的だと改めて感じています」。4度目の挑戦が始まった。