隆の勝 白鵬の胸借り泥まみれ「貴重な機会」 “もっと左も使って”の助言も
大相撲の幕内隆の勝(26)=常盤山=が25日、合同稽古に3日連続で参加し、ぶつかり稽古では横綱白鵬(36)=宮城野=の胸を借り、約3分間、泥まみれになった。
合同稽古は今回が初参加。横綱との稽古は2018年秋場所、新入幕以来になる。「横綱に教えていただいただけることはなかなかないですし、貴重な機会です」と、充実感をにじませた。
横綱からは「右ばかりを使うのではなく、もっと左も使って攻めていったほうがいいと」と助言も受けた。先場所の対戦では追い詰めながら逆転負けしただけに「何とか頑張りたいたい」と、秋場所での恩返しに燃えた。
関取衆の申し合いでは24番取って12勝12敗。連日、精力的に番数を重ねている。「非常にいい稽古をさせてもらっています。こういってみんなで集まれる機会はなかなかないし、合同稽古があって本当に良かったと思います」と、早期の三役復帰へ向け、糧とする。