パラ競泳 鈴木孝幸が金「とても嬉しかった」5大会連続出場、自身7個目メダル

 金メダルを獲得し、歓声に応える鈴木孝幸(撮影・伊藤笙子)
 金メダルを獲得し、観客席にいる関係者に向けてガッツポーズをする鈴木孝幸(撮影・伊藤笙子)
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 「東京パラリンピック・競泳」(26日、東京アクアティクスセンター)

 男子100メートル自由形(運動機能障害S4)決勝が行われ、前日の50メートル平泳ぎ(運動機能障害S4)で銅メダルを獲得した鈴木孝幸(34)=ゴールドウイン=がパラリンピック記録を更新する1分21秒58で、今大会日本勢初の金メダルを獲得した。日本選手団としての金メダルは12年ロンドン大会以来2大会ぶりとなる。

 前半を2番手でターンするとラスト10メートルで一気に追い上げ、競り勝った。タイムを確認し右腕を力強く天井に突き刺しガッツポーズ。「とても嬉しかった。すごく単純な言葉になってしまうけど、自分のレースをしようと思って臨んだ。ベストタイくらいのタイムが出たので、満足したし、1位だったのも満足した」と笑顔が咲いた。

 鈴木は04年アテネ大会から5大会連続出場しており、メダル獲得数は前日の銅メダルを合わせて通算7個目。08年北京大会の50メートル平泳ぎ(運動機能障害S4)では優勝しており、自身2度目の金メダルとなった。

 鈴木孝幸(すずき・たかゆき)1987年1月23日生まれ、静岡県浜松氏出身。家族のすすめで6歳から水泳を始めた。パラリンピックは04年アテネ大会から5大会連続で出場。13年からは英・ノーサンブリア大を拠点に活動している。

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