桐生祥秀50Mで小学生をぶっちぎり 考案企画第1弾 今後は野球選手などと対決も?
「陸上・ナイトゲームズ・イン福井」(28日、福井県営陸上競技場)
元日本記録保持者の桐生祥秀(25)=日本生命=が考案した50メートル走をベースとした新種目「sprint50」のイベントが初実施され、桐生に男女の小学生が挑んだ。
スタートブロックは使わず、立った状態からのスタートだったが、ケタ違いのスピードでぶっちぎってゴールした。タイムは5秒87。桐生は「スピードを体験してもらえたと思う。楽しかったし、やってよかった」と、笑顔で振り返った。7秒16で2位に入った吉田晴翔くんは「速すぎて全然追いつけなかった」と、日本のトップ選手の速さに驚いたようだった。
前日会見で「リオ五輪後には東京五輪があったから盛り上がりがあった。今後は違うやり方で盛り上げていかないと」と話していたように、今後の日本陸上界を盛り上げる企画として立ち上げたもの。今後はサッカー選手や野球選手など競技の枠を超えた大会の開催も視野に入れている。