アフガン選手来日、出場へ 東京パラ、断念から転換

 アフガニスタン・パラリンピック委員会は28日、政治情勢の緊迫化で東京パラリンピック参加を断念していた同国の代表2選手が、大会に出場するため来日したと発表した。東京・晴海の選手村に入り、国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長から歓迎を受けた。

 来日したのはテコンドー女子のザキア・フダダディと陸上男子のホサイン・ラスーリ。フダダディは9月2日、ラスーリは同3日に出場予定。2選手と選手団のアリアン・サディキ団長は、大会中の取材は競技後も含めて受けない。

 選手らはアフガンを出国後、ドバイ経由でパリに入り滞在していた。8月28日に羽田空港に到着。

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