佐藤友祈が金メダル!日本勢13年ぶり2冠の快挙 上与那原寛和は銅メダル

 表彰式、佐藤友祈(左)にメダルを届ける香取慎吾(撮影・伊藤笙子)
 男子1500メートル(車いすT51、52)決勝を制し、今大会2冠を達成した佐藤友祈(撮影・伊藤笙子)
 男子1500メートル(車いすT51、52)決勝をパラリンピック記録で制し、今大会2冠を達成した佐藤友祈(撮影・伊藤笙子)
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 「東京パラリンピック・陸上男子1500メートル(車いすT52)」(29日、国立競技場)

 リオ大会で銀メダルを獲得した佐藤友祈(ともき、31)=モリサワ=が金メダルを獲得し、400メートルと2冠を達成した。パラリンピック日本勢2冠は08年北京大会の伊藤智也(58)=バイエル薬品=以来で13年ぶりとなる。400メートルで銅メダルを獲得した上与那原寛和(50)=SMBC日興証券=も、再び銅メダルを獲得した。

 「2つの金メダル」と「世界新」を宣言して挑んだ夢舞台。佐藤は青色の“侍ヘア”をなびかせてゴールした。タイムは3分29秒13で、世界新はならなかった。

 27日の400メートルでは逆転で金メダルを獲得。自身の世界記録には届かなかったが、リオ大会銀メダルの雪辱を果たし、目を潤ませた。「新国立で国旗を一番高いところに上げることができて、感無量」。表彰式では、憧れの元SMAP・香取慎吾からメダルを渡されるサプライズもあり「うれしかった」と大喜びだった。

 日本勢の2冠は伊藤以来の快挙となる。その伊藤は、大会直前に行われた国際クラス分けで障害が一つ軽いクラスに変更され、同じレースを走ることはできなかった。

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