水谷隼 医療従事者やホームレス支援へ寄付の意向「考えていた」報奨金2000万円
東京五輪卓球混合ダブルスで金メダル、男子団体でも銅メダルを獲得した水谷隼(30)が30日、所属の木下グループ本社に五輪の報告で訪れ、報奨金として2000万円を受け取った。使い道については「サプライズ的にいただいたので今すぐには(思いつかない)。現実に貯金ですかね」と話しつつ、「医療事業の方やホームレスの方に寄付っていうのはずっと考えていた。タイミングを見計らって、すぐにでもやりたいと思っている」と意向を明かした。
コロナ禍以前から寄付活動は少しずつしていたといい、「そんなに大きい額じゃなくて、個人的にやっていた。コロナが起きてからは張本(智和)選手とも大会の賞金を寄付しようみたいな話はしていたが、自分が賞金をもらえるほどの結果を全然残すことができなくて」と告白。
医療従事者をはじめ、社会の容認のもとで開催された大会で金メダルという偉業を成し遂げただけに、「五輪ができた、自分たちが活躍できたっていうのも皆さんのご理解とご支援のおかげなので。少しでも協力できたらいいなと思っています」と思いを語った。