金の山口、もっと速いタイム出る パラ・パリ大会へ意欲

 競泳男子100メートル平泳ぎ(知的障害)で自身の世界記録を塗り替えて金メダルを獲得した山口尚秀(四国ガス)が1日、東京都内で記者会見し、3年後のパリ大会に向けて「まずは体を休めてから次に備えたい。一つ一つの動作を改善してもっと速いタイムが出ると思う」と意欲を示した。

 東京大会での好成績の理由を「食事の量も考えてきたし、筋肉の量も増加した」と説明。新型コロナウイルス禍で原則無観客開催となったことには「テレビ観戦とかで応援してくれた人々に何か原動力になれるきっかけを発信できたのではないか」と語った。

 金メダルのご褒美を問われると「唐揚げが食べたい」と笑った。

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