上地結衣が決勝進出!銀メダル以上確定 過去2大会敗戦の相手に雪辱 車いすテニス

 アニク・ファンコート(オランダ)をストレートで下し、メダルを確定させた上地結衣(撮影・伊藤笙子)
 アニク・ファンコート(オランダ)をストレートで下し、メダルを確定させた上地結衣(撮影・伊藤笙子)
 リターンを返す上地結衣(撮影・伊藤笙子)
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 「東京パラリンピック・車いすテニス女子シングルス・準決勝」(2日、有明テニスの森)

 リオ大会で銅メダルを獲得した上地結衣(27)=三井住友銀行=が2-0で勝利し、決勝に進出した。過去2大会で敗れていたファンクート(オランダ)に完勝。決勝進出は日本女子初の快挙となった。

 銀メダル以上を確定させた。第1セットは相手に流れを渡さず、6-2で奪取。第2セットは第1ゲームをブレークされたが、その後巻き返し、勝利につなげた。

 上地は16年大会のシングルスで、女子車いすで日本人初の銅メダルを獲得。東京パラリンピックの開会式では3人の最終聖火ランナーに入り、国立競技場で火をともしている。

 試合後は「かなり緊張していた。過去2大会、負けていたので勝ちたいと。自分のプレーに集中できるほどの調子ではなく試合内容には納得いかないが、勝ててうれしい」と笑みを浮かべた。

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