ゴールボール女子は3決へ 2大会ぶり金ならず 女王トルコのバウンドボールに苦戦

 試合終了後、トルコ選手ら(手前)とあいさつを交わす(左から)浦田、欠端、萩原=幕張メッセ
後半、ゴールを守る高橋=幕張メッセ
後半、ゴールを許した日本。手前は欠端=幕張メッセ
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 「東京パラリンピック・ゴールボール女子・準決勝」(2日、幕張メッセ)

 世界ランク5位の日本は16年リオデジャネイロ大会金メダルで、世界ランク1位のトルコに5-8で敗れ、金メダルを獲得した12年ロンドン大会以来の決勝進出はならなかった。3日の3位決定戦でメダル獲得を狙う。

 開始1分で相手のロングボールからペナルティスローを得ると、20歳のエース、萩原紀佳が冷静に決めて幸先良く先制。続く流れの中で萩原が2点目を奪い、開始1分で2点をリードした。しかし、トルコのエース、セブダの高く弾むボールに苦戦し、2分、3分と立て続けに決められてすぐに同点に。その後は萩原とセブダの点の取り合いとなったが、守備に不安のある日本の左サイドを終始攻められ、最後は突き放された。

 全5得点を記録した萩原は「オフェンスでは貢献できたけど、課題の守備が甘くて勝てなかった」と涙。金メダルの夢は断たれたが、「ミスを修正して、3位決定戦は勝って、メダルを持って帰りたい」と、誓った。

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