パラ競泳 最年少メダリストの山田美幸が50M背泳ぎでも銀 今大会2個目

女子50メートル背泳ぎ(運動機能障害S2)決勝 銀メダルを獲得した山田美幸=東京アクアティクスセンター
女子50メートル背泳ぎ(運動機能障害S2)で銀メダルを獲得し、笑顔を見せる山田美幸=東京アクアティクスセンター
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 「東京パラリンピック・競泳女子50メートル背泳ぎ(運動機能障害S2)」(2日、東京アクアティクスセンター)

 100メートル背泳ぎで銀メダルを獲得している山田美幸(14)=WS新潟=が1分6秒98で銀メダルを獲得し、今大会2度目の表彰台となった。

 山田は大会初戦となった8月25日の100メートル背泳ぎで銀メダルを獲得し、日本人史上最年少メダリストの記録を更新。これからの日本パラ競泳界を引っ張っていく期待のパラスイマーだ。

 この日は予選を2位で通過。決勝では、スタートこそ優勝したシンガポール選手と競り合ったが、25メートルを過ぎて抜かれ、2着でフィニッシュした。パラリンピック初出場となった今大会は金には届かなかったものの、出場2種目でともに表彰台に上がるなど、大躍進を見せた。

 生まれつき両腕がなく、両足も左右の長さが違うため、普段は電動車いすを使用している。5歳で小児ぜんそくを改善するために水泳を開始。16年リオデジャネイロ大会を見てパラリンピックを目指し始め、5年で夢を叶えた。

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