パラ競泳・鈴木孝幸が銀メダル 出場5種目全てで表彰台
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「東京パラリンピック・競泳男子50メートル自由形(運動機能障害S4)」(2日、東京アクアティクスセンター)
5大会連続出場の鈴木孝幸(34)=ゴールドウイン=は37秒70で銀メダルを獲得した。今大会はすでに金一つを含む四つのメダルを獲得しており、5度目の表彰台となった。
予選を1位通過した鈴木。決勝ではスタートで少し遅れたが、粘りの泳ぎで表彰台は死守し、「出場5種目メダル」の目標は達成。5大会連続出場、通算10個目のメダルを手にした。
鈴木は右腕の肘から先と両足がない先天性の四肢欠損の障がいをもつ。6歳から家族のすすめで水泳を始めた。04年アテネ大会から5大会連続で出場し、3大会連続でメダルを獲得。16年リオデジャネイロ大会はメダル0個に終わったが、今大会で自身の1大会での最多メダル獲得数となる5つのメダルを獲得し、雪辱を果たした。