カヌー 日本勢1着なし、全選手準決勝へ 瀬立“超地元”で気合も組4着に
「東京パラリンピック・カヌー女子カヤックシングル200メートル(運動機能障害KL1)」(2日、海の森水上競技場)
予選が始まり、直接決勝に進む各組1着の日本勢はなく、全選手が準決勝に回った。女子のカヤックシングル200メートルは運動機能障害KL1の瀬立モニカ(江東区協会)が4着だった。各種目の準決勝と決勝は3、4日に行われる。
江東区出身の瀬立が“超地元”開催のレースに挑んだ。風はないものの雨で気温が低下しており「後半体が動かなかった」と組4着だった。高校1年時に体育の授業中にけがをして車いす生活になってから「生きる希望がこの東京パラリンピックだった」と吐露。開催に感謝しつつも無観客に「たくさんの人に自分がこいでいる姿を見てもらいたかった」と涙を流した。