パラバドミントン梶原大暉 ストレート勝ちで決勝へ 銀メダル以上確定
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「東京パラリンピック・バドミントン男子シングルス(車いすWH2)」(4日、国立代々木競技場)
準決勝が行われ世界ランキング6位の梶原大暉(19)=日体大=が、同5位のキム・ギョンフン(韓国)に2-0で勝利し、銀メダル以上を確定した。決勝は5日(時間未定)に行われる。
梶原は13歳だった15年に交通事故で右脚を切断。左足にはまひが残っているため、普段は手動車いすを使用している。17年にソーシャルワーカーのすすめでパラバドミントンを始め、19年デンマーク国際大会でシングルスとダブルス2冠を達成した期待の新星だ。
試合は、第1ゲームを21-14で先取すると、第2ゲームは序盤にリードされたが中盤で追いつき、21-15で粘り勝ち。競技を始めて約4年の若き戦士が、パラリンピック初代王者の称号をかけて決勝の舞台に立つ。