バドミントンで里見紗李奈が金 女子単、パラ新競技で日本勢初
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東京パラリンピック第12日の4日、バドミントンの女子シングルス(車いすWH1)で里見紗李奈(23)=NTT都市開発=が金メダルを獲得した。決勝でスジラット・ポーカン(タイ)を2-1で下し、今大会から採用されたこの競技で日本勢初の優勝を果たした。
世界ランキング1位の里見は1次リーグA組を2位通過。準々決勝でカリン・ステルエラト(スイス)、準決勝で尹夢ロ(中国)を破った。
千葉県出身。高校3年生だった2016年に交通事故で脊髄を損傷し、腰から下が動かなくなった。リハビリの一環で父親に勧められて競技を始め、約2年半後の19年世界選手権で初出場優勝を飾った。